みやころぐ

20代の投資・ライフハック・健康について書いています。

昼のクリスマスは一人にもやさしい

今日は昼間にクリスマス真っ只中の繁華街に行ってきた。

思ってたよりも暖かったし、昨日あんなルサンチマンまるだしの文章を書いてしまったのが恥ずかしかったので、その懺悔も込めて街に繰り出した。

 昼間のクリスマスムードは、カップルでいることの圧力は思ったよりも出していなくて、それどころか一人でいる僕すらなんだか街に歓迎されているような気までした。

 

なんだかとてもいい気分だった。

 

そこら中に綺麗なクリスマス用の飾りつけはしてあるし、なんだか商店街がウキウキしているのが伝わってくる。

1人で買い物を楽しんでいる人の姿も結構見受けられるし、逆にカップルはあまりいなくて、いたとしてもあからさまにいちゃつく見せつけ型カップルというよりは、自然体で楽しんでいるカップルが多かった。

 

楽しくなってきた僕はついつい有馬記念の馬券を買って、まだまだ捨てたもんじゃないな、クリスマスだしなにかいいことでもしようかと思って献血をすることにした。

 

献血ルームには思ったよりも人がいて時間がかかった。

献血が終わるとちょうど有馬記念が始まるところだったので、献血ルームのテレビで観戦した。

一番人気のキタサンブラックを買っていた。なんだかいい日だったから、一番人気で強い馬が勝って、北島三郎が祭りを歌う姿を想像していた。

 

キタサンブラックはゴール手前までは見事に逃げ切っていたけれど、最後の最後で差し切られて勝つことはできず、僕の買った馬券は紙くずになってしまった。

少しがっかりしたので、もう少し休んでいこうと思ってルームに備え付けられている無料の自販機に飲み物を取りに行った。

自販機の前にはカップルがいて、女の子は椅子に座っていて、男はなぜか座らずに後ろからしゃべりかけていた。見せつけるタイプのカップルだ。

献血ルームまで来てこんなものを見るとは思っていなかったので、少し驚きながら飲み物をとって席に戻った。

あまり見たくないものを見てしまったので読んでいる本の内容も頭にすらすら入らず、典型的な視線が文字をなでる状態に陥っていた。

それでも1時間本を読んで、落ち着いたので献血ルームを出ることにした。外はもう暗くなっていた。

 

外に出ると、昼のやさしいうきうきしたクリスマスの街は、すっかりカップルのために用意された排他的な街に変わってしまっていた。

商店街にはカップルが溢れ、腕を組み、プレゼント(こんな感じのやつ)を持ちながら幸せそうに歩いている。

寒いせいだろうか、みんな距離が近い。一人で歩いている人はほぼ見当たらなくなっていた。

どうやら買った馬がレースでまけたところあたりから風向きが変わったらしい。

もう、夜のクリスマスの街には、独り身の居場所が残っているわけではなさそうだ。

そそくさと自転車に乗り、昼間の楽しい気分はいったい何だったんだろう、と思いながら家に向かった。

 

 

おわり