今日はワールドシリーズだ。それも第七戦までもつれた挙句に両チームとも60年以上優勝から遠ざかっている。日本シリーズだけでなくワールドシリーズまで盛り上がるとは、今年は相当野球の神様の機嫌がいいらしいですね。最近よく見るのがThe ShowのCMでゲーム画面の優勝シーンを見てプレイヤーが涙ぐむものなのですが、実際ファンというのはそのくらいの思い入れがあるんです。私も10年間ベイスターズファンだが、今年のCS1st突破で涙ぐんでしまいました。〇年分の重みを感じるという表現があるが、実際に感じますよね。1プレーを見るだけで、過去10年くらいの見てきたプレーが脳裏をよぎる。今日の試合も死闘が見たいです。というわけでワールドシリーズの歴史について紹介したいと思います。
目次
ワールドシリーズの由来
始まり
もともとアメリカには二つのプロ野球リーグがありまして、ナショナルリーグとアメリカンリーグという二つのリーグがそれぞれ覇権を争ってたんですね。
今の日本でいうなら四国の独立リーグと北陸のBCリーグがそれぞれやっているような感じです。そして1881年にそのアメリカンリーグとナショナルリーグの優勝チーム同士が決まった後に2リーグのオーナーが会談を開き、どうせならどっちのリーグが強いかを決めようといって優勝決定戦を始めたのが由来なんです。そして驚くことに、最初は3試合で優勝を決めていたんです。今の7試合から考えるとかなりの短期決戦ですね。
一時中断
こうして始まったワールドシリーズですが、1890年にはあまり興味を引けないということで一時中断されてしまいます。今となっては考えられないことですが、結局10年程度ワールドシリーズは行われませんでした。
そして時は流れて1903年、ついに両リーグのレギュラーシーズン終了後に再びワールドシリーズを行おうという会談が開かれ、結局9戦5勝制度でワールドシリーズが賦活しました。この現在まで続くワールドシリーズの第1回優勝チームはアメリカンリーグのアメリカンズでした。こうして本格的なワールドシリーズは開幕します。
現在に至るまで
その後、100年以上もワールドシリーズは続いているんですが、なかなか優勝への道のりは険しいです。というのも、1961年にはチームが増やされて14チームがリーグに加入したのですが、その14チームのうちで2回以上ワールドシリーズを制覇しているのはたった4チームなんですね。というか、それどころか優勝経験があるチームすら6チームだけです。マリナーズに至ってはワールドシリーズに出場したこともありません。イチローがいた時は惜しかったんですがね…
こうして歴史を見ると、長いなと感じますね。これからも盛り上がってほしいものです。
追記
ついにカブスが優勝しましたね。108年ぶりです。
歴史を振り返ると、ヤギの呪いからバートマン事件までいろいろありましたが、おめでとう!